摂食・嚥下障害への言語聴覚士の対応:言語聴覚士の国家試験、求人.情報局

摂食・嚥下障害への言語聴覚士の対応

言語聴覚士は,老化や脳卒中などによって,摂食や嚥下機能など食べるための機能に障害のある方々に,その機能を回復するため,そして,食べることの楽しさを,再び感じてもらうためのリハビリテーションを行っている.

では,摂食・嚥下障害とはどんな障害なのだろうか.

摂食とは食べることを意味し,嚥下とは飲み込む行為のことを指し,口から胃へ食べ物を送る運動のことを意味する.

そして嚥下障害とは,飲み込むときに生じる障害を意味する.

この障害は,好きな食べ物を食べる楽しみを,奪ってしまうことも問題だ. また,食事の量が不足すると脱水症状を引き起こしたり,栄養が低下する恐れもある.

さらに,誤って飲み込んで気管に入ってしまった食べ物は,肺炎を引き起こしたり,気道をふさいでしまって窒息の危険がある.

嚥下障害のある患者さんとって,最大限に摂食・嚥下能力を向上させ,摂食能力が快適で,医学的にも安定した状態で確立することは,とても大事なことになっていく. その方法の1つとして,言語聴覚士が行っている,摂食・嚥下障害のためのリハビリテーションがある. そこで行なう間接訓練では,飲食物を使わないで行ないます.

この訓練は,摂食と嚥下に関わる器官を,よりよく働かせるために行ないます.

また,実際に食べ物を使って行なう直接訓練では,食べ物を噛み砕いたり,飲み込む練習を行ないます. 食事前の訓練として嚥下体操をすることで,口や舌が食べるための準備ができる.

嚥下体操をするようになってから,食べるときにむせることが少なくなったという方も多くいます.

このように言語聴覚士は,栄養障害や誤嚥による肺炎などを予防し,できるだけ口から食べられることを目標に,リハビリテーションを行っている.

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